スペインでフットボール・サラ(サロンフットボール)と呼ばれる室内サッカーは、11人制サッカーよりも競技人口が多く、子供から大人まで100万人以上のプレーヤーがいます。1~4部に分けられたプロリーグが開催されています。
ドイツでは11人制サッカーのプロリーグであるブンデスリーガのプレーヤーたちが、シーズンオフの1月にフェスティバル的に始めてからフットサルがとてもポピュラーになりました。
ドイツの冬は寒くて屋外ではとてもプレーできませんし、もちろん観客も楽しんで観ることができません。そこでハーレン・フッスバール(Hallen Fuβball)と呼ばれる屋内サッカーを、ブンデスリーガでやり始めたのです。組み立て式の壁を立てて、会場の大きさに合わせて1チームの人数を決め、1日に3~4チーム出場して何試合もプレーします。オフシーズンならではのサッカーフェスティバルです。現役はもちろんのこと、引退したばかりのトッププロのプレーも間近に観ることができるので、多くのサッカーファンを集めるイベントになっています。
イタリアでは「カルチェット」と呼ばれるフットサルがあります。’80年代に入ってから本格的に始まりましたが、その発展のスピードが速く、今や世界のトップクラスのレベルに達しています。
また、「ザール」と呼んでいるオランダでは、独自のリーグがあるほど盛んです。
アメリカではプロ化された「アメリカン・インドア・サッカー」(MISL=メジャー・インドア・サッカー・リーグ)が、すでに10年を超え、その人気も定着しましたし、子供たちの間に急速に普及してきています。
ブラジルでは「フチボル・デ・サロン」(Futebol de Salao)と呼ばれるサロンフットボールが大人気です。
中南米の国々では、みなブラジルと同じフチボル・デ・サロンが国民的スポーツとして行われています。メキシコ、コスタリカ、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン、コロンビア、ベネズエラ、ペルー、チリなどの国々です。現在、フットサル世界最強国はブラジルです。 世界最強のブラジル '65年~'79年までの南米選手権、'80、'84年のパン・アメリカン・カップ、'82、'85、'88年のFIFUSA主催選手権、FIFA主催の'89、'92そして'96年大会のうち、'65年第1回南米選手権と'88年大会でパラグアイが優勝したのを除いて、あとはすべての大会でブラジルが優勝しています。
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